Libero S10実機レビュー|安くても高性能の実力派スマホ
ワイモバイル(Y!mobile)のLibero S10は、2019年冬に発売された4機種の中の1つです。
4機種の中でも最安なのですが、デュアルカメラ・指紋認証を搭載しており、高性能の実力派スマホです。
今回はLibero S10の実機レビューを行っていきます。
Libero S10の特徴や、実際に使った感想、安く購入するためのキャンペーンなどを紹介していきますので、興味がある方はぜひご覧ください。
Libero S10のスペック
まずはざっとLibero S10のスペックを紹介します。
ディスプレイ | 5.7インチ TFTディスプレイ |
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ディスプレイ解像度 | 2,160×1,080(FHD+) |
CPU | Qualcomm SDM450(オクタコア) 1.8GHz |
ROM / RAM容量 | 32GB / 3GB |
対応外部メモリ | microSDXC / 最大512GB |
縦幅 | 152.2mm |
横幅 | 73.2mm |
厚さ | 8.4mm |
重さ | 約165g |
アウトカメラ画素数 | 約1,300万画素 + 200万画素(デュアルカメラ) |
インカメラ画素数 | 約500万画素 |
バッテリ | 3,100mAh |
データ通信方式 | 下り最大112.5Mbps / 上り最大37.5Mbps |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Ver4.2 |
おサイフケータイ | × |
NFC | × |
赤外線 | × |
防水/防塵 | IPX7/IP5X 対応 |
ワンセグ | × |
VoLTE(HD+) / VoLTE / HD Voice(3G) | - / ● / ● |
認証機能 | 指紋 |
カラー | ホワイト/ネイビー/レッド |
Libero S10は、低価格帯のスマホの中では抜群に高い性能を持っています。
5.7インチの大きめサイズのディスプレイで画面が見やすく、CPU性能も普段使いのスマホとしては十分高いです。
防水・防塵にも対応している上、デュアルカメラと指紋認証も搭載しています。
ワイモバイルでLibero S10と同じ価格帯のスマホには、Android One S5になります。
しかしAndroid One S5はシングルカメラとなっており、デュアルカメラではないです。
また指紋認証もAndroid One S5にはありません。
価格帯を考えるとLibero S10のスペックはかなり優秀だと思います。
付属品
付属品は特になし
付属品は特にありません。
クイックスタートガイド、お願いとご注意の冊子と、SIM取り出し用のピンだけです。
充電に必要なType-CのUSBケーブルは付いていないので、持っていない方は購入しておきましょう。
外箱はワイモバイルのロゴがでかでかと書かれていて、ワイモバイルのスマホであることを主張しています。
Libero S10の外観
ワイモバイルのLibero S10はホワイト/ネイビー/レッドの3色展開です。(レッドは2019年12月1日から追加されました)
今回紹介するのは、ネイビーとなります。
ディスプレイは5.7インチのFHD+となっており、今どきの大型ディスプレイになっています。
画面サイズが大きく解像度も高いので、普通にキレイな映像を写すことができます。
FHD+のディスプレイにキレイに写る
電源、ボリュームボタンは右側面にあります。
片手で持った時に操作がしやすいです。
電源、ボリュームボタンは右側面
左側面にはSDカードとSIMカードのスロットがあります。
SIMカードを挿す際には、下記の画像のような感じになります。
カードのスロットは右側面
端末の上部にはイヤホンジャックがあります。
音楽を聞く際には、ここにイヤホンを挿しましょう。
上部にイヤホンジャック
USBの充電差し込み口、スピーカーは端末の底面にあります。
底面にUSB、スピーカー
背面には指紋認証センサーが付いています。
スマホを片手で持った時に、ちょうど人差し指がくる位置なので使いやすいです。
背面には指紋認証センサーとカメラ
片手起動も簡単です。
この価格帯のスマホに指紋認証が付いているのは素直にスゴイと思います。
なお背面はピカピカしていて、光を良く反射します。
キレイですが指紋やホコリなどの汚れが付きやすいので、できればすぐにケースに入れておいた方がいいです。
実際この記事を書いているときに触っていたら、指紋ヨゴレやほこりがバッチリ付きました(笑)
デュアルカメラでカメラ写りは良い
2つのカメラで撮影できる
カメラは1300万画素+200万画素のデュアルカメラです。
ついにこの価格帯のスマホでデュアルカメラになりました!
写真を撮影してみると、けっこう良い感じに撮影できました。
さすがに高価格帯のスマホの画質には及びませんが、同価格帯のスマホと比べると良い画質だと思います。
ただ1つ使っていて気になるのは、シャッター音がうるさいところです。
カメラで撮影をすると、「ガシャッ」という感じの少しうるさい音が鳴ります。
この音だけは、もうちょっと気を使ってくれても良かったと思います。
人前で撮影すると、ちょっと恥ずかしいかもしれません。
その他機能も充実
Libero S10は色々な機能を備えています。
今までに紹介した以外の主な機能を紹介します。
高速指紋認証で素早く起動
Libero S10には生体認証機能として、指紋認証が付いています。
背面のセンサーに指をあてると、ロックが簡単に解除できます。
実際に指紋認証でロック解除すると、一瞬でパッと起動します。
片手で高速起動
片手で高速起動するので、ストレスフリーです。
ほんとに技術進歩がすごいです。
ついに低価格帯スマホも、この域まで来てしまいました。
防水・防塵対応
ちょっと濡れたくらいなら問題なし!
防水・防塵にも対応しています。
性能は以下の通りです。
[IPX7]常温で水道水、かつ静水の水深1mの水槽に電話機本体を静かに沈め、約30分間水底に放置しても、電話機本体内部に浸水がなく、電話機としての性能を保ちます。[IP5X]直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に電話機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに電話機の機能を有し、かつ安全を維持することを意味します。
ワイモバイルHPより
ちょっとした雨や庭での土作業などくらいであれば、安心して使えます。
バッテリーは大容量の3,100mAh
バッテリーは3,100mAhとなっており、けっこう大きい容量です。
普通に使えば、1日くらいは保ちます。
処理性能は普通
処理性能はそれほど高くないです。
Antutuという処理性能をテストするアプリがあるので、テストをしてみました。
ついでに同じ価格帯のAndroid One S5もいっしょにテストをして比較します。
Libero S10
Android One S5
Libero S10のスコアは89,149点となり、88,351点のAndroid One S5より少しだけ高いスコアでした。
ゲームなどをせず、普段使いのスマホとして使うのであれば十分な性能です。
まとめ
Libero S10は低価格でありながら、標準以上の性能に指紋認証・デュアルカメラを備えているスマホです。
主なおすすめポイントをまとめると、下記の5つになります。
おすすめポイント5つ
- デュアルカメラで画質もそこそこ
- 指紋認証が速い
- 防水・防塵対応
- 3,100mAhの大容量バッテリー
- 普段使いには十分な性能
低価格帯のスマホの中では、頭1つ抜けた性能を持っているのが、Libero S10です。
スマホも年々高性能化していくのを感じます。
月々の支払いを安くしたいけど、それなりのスマホが欲しい方にLibero S10はオススメです。