ワイモバイルSIM契約+Androidの持ち込みは「持込端末保証」で安心保証
ワイモバイルでSIMカードだけ契約する場合、端末は自分で用意することになります。
その際に持ち込んだ端末で保証サービスを受けたいという人も多いと思います。
持ち込み端末でAndroidスマホ、タブレットまたはiPadを使う場合は、「持込端末保証」というオプションに加入をすると、万が一の時に保証サービスを受けることができます。
※iPhoneの場合は「持込端末保証 with AppleCare Services」となり、月額料金及びサービス内容がことなります。
今回は、この「持込端末保証」の月額料金や保証内容などについて、詳しく解説していきたいと思います。
持込端末保証は加入したほうがいい?
持込端末保証サービスの加入はほとんどの方がしなくてもいいと思いますが、下記に当てはまるようであれば加入したほうがよいです。
加入したほうが良い人
- 高価な端末を使っている
- 故障することが多い
- 保証がないと怖い
ざっと持込端末保証を説明すると、
- 月額料金は715円
- 修理・交換時に6,600円の負担が必要
- 修理・交換上限は50,000円で、超えた分は自己負担
- 年2回まで利用可能
となります。
修理または交換費用が上限の50,000円と考えた場合、自己負担額は6,600円です。
得になるのは、上限額から自己負担額を引いた44,000円となります。
この44,000円は月額料金の約61.5ケ月分(約5年)となるため、5年に1回でも交換・修理をすれば、元を取れる可能性があります。
5年より短い期間で何度も修理・交換をするのであれば、オトクになる可能性が高いです。
しかし安い端末を使うのであれば、新しい端末に買い替えていくということもできるので、使用する端末と故障する頻度などを考えて加入を検討しましょう。
持込端末保証の概要
持込端末保証は、下記の場合に対象となる端末保証サービスです。
- SIMカードのみ契約すること
- Androidスマホ、タブレット、またはiPadを使用すること
月額料金は715円(税込)です。
加入すると、下記3つのサービスを受けることができます。
■3つのサービス
配送交換・配送修理 | 自然故障、外装破損、水濡れなどが生じた場合、配送での同等機種への交換や修理サービスが受けられる(盗難・紛失は除く)。 |
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紛失ケータイ捜索サービス | 携帯電話を紛失した際などに、携帯電話のおおよその位置を調べてもらえる。 |
データ復旧支援サービス | 水没・水濡れ・破損などのトラブル時のデータ復旧を支援してもらえる。 |
配送交換・配送修理のサービスがメインの保証サービスで、紛失ケータイ捜索サービス/データ復旧支援サービスはオマケで付いてきます。
加入申し込みタイミング
持込端末保証は、USIMカード/eSIM単体契約時に申し込むことができます。
オンラインストアで契約をした場合に限り、利用開始した日または契約日の10日後のいずれか早い方の当日を含んだ14日間までに限り、申し込むことができます。
すでに「故障安心パックライト」または「持込端末保証 with AppleCare Services」に加入している場合は、ショップまたはMy Y!mobileにてサービス変更をすることができます。
配送交換・配送修理サービスの詳細
持込端末保証の主な保証となるのが、配送交換・配送修理サービスです。
交換・配送に必要な費用
配送交換・配送修理サービスは修理・交換時に一定の負担金(保証上限あり)を支払うことで交換・修理のサービスを受けることができます。
交換または修理時の負担金は6,600円です。
ただし交換端末または修理代金が保証上限額の50,000円を超える場合、超過した金額分は自己負担となります。
代替機(希望した場合のみ)が交換・修理端末のお届け後14日以内に返却されなかった場合や、返却された端末に破損があった場合は違約金が発生します。
違約金の金額
- 貸出機端末額30,000円未満:40,000円
- 貸出機端末額30,000円以上:60,000円
サービス利用前に必要な作業
サービスを利用する前に、IMEIの事前登録が必要となります。
登録ページから、必ずIMEIの登録を行っておきましょう。
故障発生~交換・修理までの流れ
配送交換・配送修理サービスを利用する場合、下記の流れとなります。
利用の流れ
- 持込端末保証受付窓口にお客さまから電話で申し込む
- 返送キットが届くので、故障機を入れて送付(代替機を希望した場合は一緒に届く)
- 交換品 または 修理端末が届く(代替機を希望した場合はこの後返却)
サービス利用時に電話する受付窓口は、下記の通りとなります。
0120-542-722
通話料無料
[受付時間]9:00~20:00
保証回数・期間
年2回まで、サービスを利用することができます。
3回目以降は、保証対象外となります。
回数のカウント方法ですが、1回目のサービス利用日が、1年のカウント開始日となります。
1年経過した後は、1回目の保証対応の翌年の同日がカウント開始日となります。
使用例を挙げると、下記のようになります。
2022/9/25に配送交換・配送修理サービスを利用した
⇒2023/9/24まではもう1回まで保証対象となる
⇒2023/9/25~2024/9/24までは2回まで上限として使える
サービス受付開始日
配送交換・配送修理の受付可能日は、加入日の翌日からとなります。
加入した当日はサービスを利用できないので、ご注意ください。
当日加入で受付をすると、「故障したから加入する」ことができてしまうため、それを防ぐためと思われます。
サービスの対象外となるケース
配送交換・配送修理サービスが対象外となるケースもあります。
主に、下記のようなケースではサービス対象外となるので、ご注意ください。
- 第三者の行為により生じた損害(ただし、会員から正当な権限が与えられ登録端末を使用する者の行為を除く)
- 登録端末を盗難または紛失した場合
- 詐欺・横領などの犯罪行為によって生じた損害
- 機能に直接関係のない外形上の損傷(かき傷、擦り傷、汚れ、しみ、焦げなど)
- コンピューターウィルスによる障害に起因した損害
- 火災、水害、落雷、噴火、地震、津波等に起因する事故
- 登録端末の分解、改造又は一部部品の交換後に生じた損害(端末メーカーなどの正規修理店又は総務省認定の登録業者以外の修理業者が分解、改造または一部部品の交換を行った後に生じた損害を含む)
- 登録端末の使用環境による変質等によって生じたサビ、カビ、腐敗、劣化、変質、 変色、電池の液漏れ電池パックの消耗等の損害
盗難や紛失した場合などは対象外となりますし、誰かにスマホを貸して故障した場合なども対象外になりうる可能性があります。
まとめ
持込端末保証は、SIMカードのみを契約した場合でも保証を受けることができるサービスです。
1年で2回まで修理・交換をできるので便利なサービスなのですが、故障などをしたことがないというような人には不要なサービスです。
そのため加入必須のサービスではないと思いますが、安全を求めるのであれば加入するのもよいと思います。
加入したほうが良い人
- 高価な端末を使っている
- 故障することが多い
- 保証がないと怖い
もし上記に当てはまるようであれば、加入を検討してみてください。