ワイモバイルからUQモバイルへ乗り換えた手順・注意点を詳しく解説
ワイモバイル(Y!mobile)を契約して既に2年が経過しました。
せっかくなので、ワイモバイルと同じようなサービス展開をしているUQモバイルへ乗り換えをしてみました。
ワイモバイルを使って2年経過する方は、UQモバイルへの乗り換えを検討する方も多いと思います。
このページでは、ワイモバイルからUQモバイルへの乗り換え手順を紹介するので、乗り換えを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
MNPをする際に準備が必要なもの
UQモバイルへMNP乗り換えをする場合、下記の4つが必要になります。
これらのものを事前に準備しましょう。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- メールアドレス
- クレジットカードまたは銀行口座
MNP予約番号
現在利用している電話番号をそのまま使う場合、MNP予約番号が必要となります。
後ほど乗り換え手順で詳しく説明しますが、ワイモバイルでのMNP予約番号の発行は「電話」で行います。
MNP予約番号の発行先
- ワイモバイル携帯電話から:116(無料)
- 一般電話から:0120-921-156(無料)
受付時間:9:00~20:00(無休)
※電話がつながりましたら、短縮番号「#27」をご入力ください。
MNP予約番号には有効期限があるので、期限を過ぎると乗り換えできません。
しかも、UQモバイルをオンラインから申し込む場合、「MNP予約番号の発行から2日以内でないと受け付けてくれない」という追加ルールがあります。
期限切れしないよう、UQモバイルへの乗り換え直前にMNP予約番号を発行しておくといいです。
本人確認書類
本人確認書類として使える書類は、以下の通りになります。
本人確認書類 | 注意事項 |
---|---|
運転免許証 | 公安委員会発行で有効期限内のもの (国際免許証を除く) |
パスポート(日本国旅券) | 有効期限内のもので、現住所が記載されているもの |
住民基本台帳カード(写真付のみ) |
|
身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 | 住所の記載のあるもの |
特別永住者証明書 | 有効期限内のもの |
在留カード | 在留期間がUQモバイルの基準に満たない場合は割賦での購入を断られる場合があります。
住居地が「未定(届出後裏面に記載)」と表記されている場合は、別途、下記に記載の[補助書類]が必要となります。 |
健康保険証+補助書類 | 有効期限内のもの 健康保険証だけでは受付できません、下記に記載の[補助書類]が必要となります。
|
「健康保険証」または「住居地が未定となっている在留カード」を本人確認書類として使う場合、補助書類の提出も必要になってきます。
補助書類として有効なものは次のとおりです。
補助書類 | 注意事項 |
---|---|
公共料金領収証 | 発行日より3ヶ月以内で、現住所が記載されているもの(電気・都市ガス・水道など)
|
住民票 | 発行日より3ヶ月以内で、現住所・ご本人さまの氏名が記載されているもの |
届出避難場所証明書 | 発行日より3ヶ月以内で、現住所・ご本人さまの氏名が記載されているもの |
行政機関発行の領収証 | 発行日より3ヶ月以内で、現住所・ご本人さまの氏名が記載されているもの |
用意した本人確認書類は、スマホのカメラで撮影してアップロードをするとよいでしょう。
利用者が違う場合は家族証明書が必要な場合もある
契約者と利用者の苗字もしくは住所が違う場合、下記いずれかの書類が必要となります。
家族証明書 | 注意事項 |
---|---|
戸籍謄本 | 発効日より3ヶ月以内のもの |
住民票(続柄記載) | 発効日より3ヶ月以内のもの |
同性のパートナーシップを証明する書類 | 地方自治体等で発行されるパートナーシップ関係が証明できる公的証明書
|
メールアドレス
UQモバイルの申し込みをする際、連絡用のメールアドレスが必要になります。
携帯でもパソコンでもいいので、メールアドレスを用意しておきましょう。
UQモバイルへの申し込み以降は、このメールアドレスに連絡がきます。
乗り換え前の事業者で使っているメールアドレスはUQモバイルへの乗り換え後に使えなくなります。
スマホのメールアドレスを使う場合はGmailなどのフリーメールを用意した方がいいです。
クレジットカードまたは銀行通帳
UQモバイルは、クレジットカードまたは口座振替、自動引き落としで支払いできます。
本人名義のクレジットカードまたは銀行通帳を用意しておきましょう。
何気にUQモバイルはクレジットカードを使わずに支払いができる、数少ない格安スマホです。
ただし、新規契約の場合はクレジットカード払い限定となっています。
新規契約で口座振替、自動引き落としを選ぶと申し込みが自動キャンセルされてしまうので、ご注意ください。
【4つのSTEP】UQモバイルへのMNP乗り換え手順
UQモバイルへのMNP乗り換え手順を説明します。
下記4つのSTEPで乗り換えができます。
- ワイモバイルでMNP予約番号を発行する
- UQモバイルへ申し込みをする
- スマホが届いた後、初期設定をする
- 回線切り替えをする
それでは、実際に私が乗り換えをした際の手続きを紹介しながら、手順を説明していきます。
STEP1:ワイモバイルでMNP予約番号を発行
まずはワイモバイルでMNP予約番号を発行します。
My Y!mobileからMNP予約番号を発行したいところですが、実は一部の古い機種しか対応していません。
基本的にはワイモバイルショップまたはワイモバイルカスタマーセンターへの電話でMNP予約番号を発行することになります。
今回はワイモバイルカスタマーセンター(116:通話料無料)へ電話をして発行しました。
116へ電話をすると、最初は自動音声で案内をしてもらいます。
短縮ダイヤル「#27」を押すと、MNP予約番号の発行手続きの案内に進みます。
- 乗り換え先の事業者
- 4桁の暗証番号
上2つの内容を聞かれた後、すぐにオペレーターに繋がりました。
オペレーターから解約やMNP転出に関する料金内容を聞いた後、SMSでMNP予約番号を送ってもらいました。
全部で5分程度で終わったので、「あれ?」と思うくらいスムーズに進みました。
電話でMNP予約番号を発行する場合は「引き止めがあるから面倒くさい」と聞きますが、引き止めなどはなく、さらっと終わって逆に拍子抜けでした。
STEP2:UQモバイルへ申し込みをする
MNP予約番号を発行したら、次はUQモバイルへの申し込みをします。
気を付けて欲しいのは、MNP予約番号の取得日から2日以内に申し込まなければいけない点です。
MNP予約番号の有効期限は15日あるからと思ってのんびりと申し込みをしたら、申し込めなくなってしまっていたということになってしまいます。
その場合は、再度MNP予約番号を発行しなおす必要があるので、ご注意ください。
それでは実際に申し込みの流れを紹介していきます。
まずはUQモバイルの公式サイトへ移動します。
UQモバイルでは「SIMカード+セット端末」、もしくは「SIMカードのみ」を選べます。
今回は「SIMカード+セット端末」で、HUAWEI P20 liteを選びました。
HUAWEI P20 liteの色は「クラインブルー」を選択。
契約方法は「のりかえ(MNP)」、購入方法は「24回払い」を選びます。
料金プランは5分かけ放題が付いている「おしゃべりプランS(V)」を選びました。
増量オプションにもチェックを入れます。
※増量オプションは2年間無料なので、必ずチェックしておきましょう。
画面を進めていくと、選んだ端末・プラン・オプションでの月額料金が表示されます。
- MNPによる申し込み
- 端末24回払い
- おしゃべりプランS(V)
- 増量オプション
上記の内容で、月額料金は3,218円(税込)となりました。
次にMNP予約番号を入力します。
ワイモバイルで発行したMNP予約番号を入力しましょう。
なお、MNP予約番号は発行されてから2日以内でないと、申し込みを受け付けてくれません。
日程に余裕がないので、番号発行後はすぐに申し込みをした方がいいです。
その後、お客様情報(住所・氏名など)を入力していきます。
お客様情報を入力完了した後は、請求先情報を入力します。
料金の支払い方法は、以下3つから選べます。
- クレジットカード
- 口座振替(銀行)
- 自動振込(郵便局)
好きな支払い方法を選びましょう。
契約書面などの書類は、電子交付(Webページでの閲覧)、書面での交付のどちらかを選べます。
私は書面で見たかったので「書面交付(郵送)」を選びました。
書類があっても邪魔という人は、電子交付でもいいと思います。
その後、入力内容の確認をします。
申し込んだ内容に間違いが無いかチェックしましょう。
確認が完了すれば、申し込みの仮受付が完了します。
仮受付完了後は、本人確認書類をアップロードします。
スマホなどで撮影して、写真をアップロードしましょう。
なお、ファイルサイズは3MB以内に収めないといけないです。
カメラの解像度を高くしていると、アップロードできない可能性があるのでご注意ください。
本人確認書類のアップロードまで追われて、申し込みは完了です。
お疲れ様でした。
後はスマホが届くのを待つだけです。
STEP3:スマホが届いた後、初期設定をする
申し込み完了後はスマホが届くのを待ちます。
到着はかなり早く、2日後に届きました。
開封して、さっそくスマホの電源を入れて初期設定を行います。
※SIMカードのみ契約する場合は、別途APN設定が必要になります。
STEP4:回線切り替えの手続きをする
スマホの初期設定が終わった後は、「回線切り替え」という手続きをします。
ワイモバイルで使っていた電話番号を、UQモバイルのスマホで使えるようにするための手続きです。
回線切り替えの手続きは、「my UQ mobile」のページから行うことができます。
ログインに必要な初期IDと初期パスワードは、申し込み後に届いたメールに記載されています。
my UQ mobileに初回ログインをする場合は、新規ID登録の作業をします。
契約時に決めた暗証番号を入力した後、IDとパスワードを設定します。
ここで決めたIDとパスワードは今後使うので、必ず覚えておいてください。
Dとパスワードの設定をした後は、いよいよ回線切り替えを行います。
my UQ mobileの「お申込み状況一覧」を確認すると、「回線切替」というボタンが確認できます。
このボタンをポチッと押して手続きをするだけで作業完了です。
後はだいたい10分くらい待っていれば、UQモバイルのスマホへのMNP乗り換えが完了し、引き継いだ電話番号で通話できるようになります。
UQモバイルへの乗り換えでの4つの注意点
今回はUQモバイルへ申し込んでみましたが、気を付けた方がよいと思う点が4つほどありました。
- MNP予約番号発行後、2日内の申し込みが必要
- ワイモバイル以外のメールアドレスを用意しておかないとダメ
- 家族割引をオンライン契約時に申し込めない
- 新規契約はクレジットカードのみ対応
MNP予約番号発行後、2日内の申し込みが必要
もともとMNP予約番号には15日の有効期限がありますが、MNPによる電話番号の切り替えの手続きまでを15日以内に終わらせないといけません。
オンラインから申し込みをした場合、MNPによる電話番号の切り替えはUQモバイルのSIMカードが届いてからとなります。
申し込みから切り替えまでの時間がかかることを見越しているため、「MNP予約番号を発行してから○日以内」というところは多いです。
UQモバイルはその中でも特に期間が短く、発行から2日以内となっているので要注意です。
確実に乗り換えをするのであれば、乗り換えする直前にMNP予約番号を発行した方がよいです。
ワイモバイル以外のメールアドレスを用意しておかないとダメ
ワイモバイルの「@ymobile.ne.jp」はキャリアのメールアドレスとなるので、使っている方は多いと思います。
しかし、ワイモバイルを解約するとこのメールアドレスが使えなくなります。
UQモバイルの申し込みをした際に登録するメールアドレスはGmailやiCloud、パソコンのメールアドレスなどを使いましょう。
家族割引をオンライン契約時に申し込めない
「ちょっと不便だな」と思ったのは、家族割引をオンラインから申しこめない点です。
ワイモバイルは回線申し込みと一緒に家族割引も申し込めますが、UQモバイルはできません。
後から電話、もしくはショップで家族割引を申し込むことになります。
新規契約はクレジットカードのみ対応
UQモバイルは口座振替にも対応しているのですが、新規契約の場合はクレジットカードのみとなっています。
もし新規契約で口座振替での支払いを考えている方は、お気を付けください。
まとめ
今回は実際にワイモバイルからUQモバイルへ乗り換えてみましたが、思っていたよりも簡単に乗り換えできました。
- 電話でのMNP予約番号の発行がスムーズだった
- 回線切替のおかげで電話を使えない期間が無かった
- スマホが届くのも早かった
回線切り替えのおかげで電話の不通期間が無いのも、良い点でした。
UQモバイルへの乗り換えを検討している方は、本ページを参考にしていただければと思います。