ワイモバイルのシンプルS/M/Lのプラン概要とスマホベーシックプランとの違い

シンプルSML

(2021/2/3 更新)

 

2021年2月から提供開始されるシンプルS/M/Lですが、今までのスマホベーシックプランとはサービスの内容が少し異なっています。

 

シンプルS/M/Lがどのようなプラン内容なのか、既存のスマホベーシックプランと比較しながら解説をしたいと思います。

 

シンプルS/M/Lのプラン内容が2/1に改定されました。
その内容を踏まえて、解説をしていきます。

 

シンプルS/M/Lのプラン概要

シンプルS/M/Lのプラン内容はスマホベーシックプランS/M/Rと似ています。

 

シンプルS/M/L

シンプルS/M/L

 

シンプルS/M/Lは基本通話+データ通信容量のみのシンプルなプランとなっています。
スマホベーシックプランとは違い、かけ放題は基本プランについておらず、有料オプション扱いとなっています。

 

オプション扱いとした分は月額料金が安くなっており、さらに家族割引の割引額が大幅アップしたため、スマホベーシックプランよりも大幅に安くなりました。

 

データ通信は4G/5Gのどちらにも対応をしているため、5G対応スマホを使うこともできます。(今後はスマホベーシックプランも5Gに対応予定)

 

プラン容量はS/M/Lごとに異なりますが、一番大きい容量のシンプルLはスマホベーシックプランRより大きい容量になります。
スマホベーシックプランRは14GBでしたが、シンプルLは25GBになっています。料金はシンプルLの方が少し安くなっています。

 

なおスマホベーシックプランRの容量は、2021年3月1日に改定される予定です。
改定後は、基本使用料・データ通信容量が下記の通りに変更となります。

 

  • データ通信容量:14GB⇒20GB
  • 基本使用料:4,680円⇒4,480円

 

データ増量オプションも適用される

データ増量無料キャンペーン

引き続きデータ増量オプションは1年無料

 

スマホベーシックプランでは、データ増量オプションが1年間無料で使えました。
同じようにシンプルS/M/Lでもデータ増量オプションが1年間無料で使えます。

 

データ増量オプションで追加されるデータ通信容量は、下記の通りとなります。

 

料金プラン

データ通信容量

データ増量オプションで追加されるデータ通信容量

月額料金

(税込)

シンプルS 3GB 4GB(+1GB)

550円
(1年間無料)

シンプルM 15GB 18GB(+3GB)
シンプルL 25GB 28GB(+3GB)

 

スマホベーシックプランとの違い

シンプルS/M/LとスマホベーシックプランS/M/Rの主な違いは、主に下記の4つになります。

 

  1. シンプルS/M/Lは700円安いけど新規割が無い
  2. シンプルS/M/Lはかけ放題がオプション扱い
  3. 家族割引・おうち割 光セット(A)の割引額が増額
  4. ワイモバ学割の割引額が変更

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

シンプルS/M/Lは700円安いけど新規割が無い

シンプルS/M/Lはスマホベーシックプランに比べて、700円安くなります。
その代わりに新規割が無くなりました。新規割がずっと適用されているイメージになります。

 

新規割は半年間だけしか適用されないので、これだけ聞くとすごく良くなったような感じがします。
しかしそこはソフトバンクのやり方。かけ放題が有料オプション扱いになるという改悪が入っていました。

 

そのため、かけ放題を使う人にとっては新規割の金額(700円×6ヶ月=4,200円)ほど値上げされた感じになります。

 

シンプルS/M/Lはかけ放題がオプション扱い

シンプルS/M/Lはかけ放題がオプション扱いです。
10分かけ放題が700円、無制限かけ放題が1,700円となります。

 

スマホベーシックプランでは10分かけ放題は無料、無制限かけ放題が1,000円のオプションとなっていました。

 

それではシンプルS/M/Lとスマホベーシックプランとはどのくらいの金額差があるのでしょうか?
かけ放題を付けた場合の金額を、スマホベーシックプランと比較してみました。

 

■かけ放題を付けた場合の料金比較

プラン 容量 基本料金 +10分かけ放題 +無制限かけ放題
スマホベーシックプラン S 2,680円

(1,980円)

2,680円

(1,980円)

3,680円

(2,980円)

M 3,680円

(2,980円)

3,680円

(2,980円)

4,680円

(3,980円)

R 4,680円

(3,980円)

4,680円

(3,980円)

5,680円

(4,980円)

シンプル S 1,980円 2,680円 3,680円
M 2,980円 3,680円 4,680円
L 3,780円 4,480円 5,480円

※カッコ内は新規割が適用される2~7ヶ月目の料金

 

シンプルS/Mは、かけ放題をつけてもスマホベーシックプランS/Mと同じ月額料金となります。
シンプルLは、かけ放題を付けてもスマホベーシックプランRよりも月額料金は200円安くなっています。

 

ただし新規割がなくなっているので、700円×6ヶ月=4,200円は上記よりも高くなります。

 

家族割引・おうち割 光セット(A)の割引額が増額

スマホベーシックプランでの家族割引およびおうち割 光セット(A)の割引金額は、税込550円でした。しかしシンプルS/M/Lでの割引金額は税込1,188円に大幅アップしています。

 

家族で使う方、ソフトバンク光を使っている方にとっては大幅な料金引き下げとなりました。

 

ワイモバ学割の割引額が変更

シンプルS/M/Lではワイモバ学割の割引額が変更になっています。

 

料金プラン

月額基本料

ワイモバ学割の割引額

(13ヶ月間)

スマホベーシックプランS 2,680円

1~7ヶ月目:-1,280円
8~13ヶ月目:-580円

スマホベーシックプランM 3,680円

1~7ヶ月目:-1,700円
8~13ヶ月目:-1,000円

スマホベーシックプランR 4,680円

1~7ヶ月目:-1,700円
8~13ヶ月目:-1,000円

シンプルS 1.980円 割引無し
シンプルM 2,980円 -1,000円
シンプルL 3,780円 -1,000円

 

特に大きな変更点は、シンプルSがワイモバ学割の対象外プランになったことです。
家族割引も適用すると月額料金が0円になってしまうので、対象外にしたのかもしれません。

 

家族で使う人と光回線を使っている人はかなり安くなる

シンプルS/M/Lの月額料金はかけ放題をオプション扱いできる分、スマホベーシックプランS/M/Rよりも月額料金は安くなっています。

 

しかし、かけ放題オプションを付けた場合、実質的な月額料金は同じになります。

 

ですが家族割引、おうち割 光セット(A)の割引額は500円⇒1,080円へと大幅にアップしています。
家族で使う場合や既にソフトバンク光を使っている人にとっては、大幅な値引きとなります。

 

私個人としては、かなり満足できる料金プランになったと思います。

 

まとめ

シンプルS/M/Lはかけ放題がオプション扱いになったため、かけ放題が要らない人にとっては嬉しいプランだと思います。
新規割が無くなったのは微妙ですが、全体的に分かりやすいシンプルなプランになりました。

 

さらに家族割引が安くなったため、家族みんなでワイモバイルを使う場合は非常に安くなります。

 

これからワイモバイルの契約を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

↑機種代割引+事務手数料3,300円無料↑


]