【HUAWEI P20 lite実機レビュー】満点評価の高スペックスマホ
ワイモバイル(Y!mobile)から発売されているHUAWEI P20 liteは安い価格帯でありながら、高いスペックを誇るAndroidスマホです。
今回、HUAWEI P20 liteを入手したので、実機レビューを行っていきたいと思います。
噂に聞いていましたが、カメラと顔認証機能がスゴすぎでした。。。
HUAWEI P20 liteのスペック
まずはざっとHUAWEI P20 liteのスペックを紹介します。
ディスプレイ | 5.8インチTFTディスプレイ |
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ディスプレイ解像度 | 2,280×1,080(FHD+) |
CPU | Kirin659 (オクタコア) 2.36GHz + 1.7GHz |
ROM / RAM容量 | 32GB / 4GB |
縦幅 | 149mm |
横幅 | 71mm |
厚さ | 7.4mm |
重さ | 145g |
アウトカメラ画素数 | 約1,600万画素/200万画素(デュアルカメラ) |
インカメラ画素数 | 約1,600万画素 |
データ通信方式 | LTE/AXGP/3G |
データ通信方式 | 下り最大187.5Mbps / 上り最大37.5Mbps |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリ | 3,000mAh |
NFC | 非対応 |
防水/防塵 | 非対応 |
VoLTE(HD+) / VoLTE / HD Voice(3G) | - / ● / ● |
認証機能 | 指紋、顔 |
カラーはクラインブルー/ミッドナイトブラック/サクラピンクの3色です。
付属品として、TPUケース(ブラスチックのやわらかいケース)と充電ケーブル、イヤホンが付いてきます。Android Oneシリーズのように、Type-Cの充電ケーブルを購入しなくても大丈夫な点はいいですね。
充電ケーブルだけでなく、ケースも付いてくる
なお、HUAWEI P20 liteには、au版、UQモバイル版、ワイモバイル版、SIMフリー版の4つがあります。
上記で紹介したスペックはワイモバイル版ですが、それぞれに微妙な違いがあります。
カメラ性能や認証機能などの基本的な性能は全く同じです。
違うのはVoLTE対応であるか、バンド(周波数帯)がどれくらい対応しているかという点です。
ワイモバイル版のHUAWEI P20 liteを購入すれば、ワイモバイルのバンドにはしっかり対応していて、かつVoLTEも使えるので気にしなくても大丈夫です。
なお、管理人が今回ゲットしたのはUQモバイル版です。
HUAWEI P20 liteの外観
外観はけっこう高級感あふれてます。
管理人が持っているのはクラインブルーですが、背面は超ピカピカして光を反射します。
触るとツルツルしていて、けっこう滑ります。
あと指紋でべたべたになってしまうので、TPUケースはすぐに付けておいた方がいいです。
光沢があってピカピカしてる
指紋認証に使うセンサーも背面にあります。
背面の上の方に丸いくぼみがあり、そこで指紋認証をします。
背面の丸いところで指紋認証する
ほとんどのスマホの指紋認証は端末の正面にあるので、けっこう衝撃的でした。
実際に使って見ると片手で持った時にちょうど良い位置にくるので、使いやすさはバツグンです。
画面は5.8インチの大画面です。
画面のフチのギリギリまで表示されるので、大きい画面でとても見やすいです。
5.8インチの大画面。フチまで表示される
電源、ボリュームボタンは右側面にあります。
電源、ボリュームボタンは右側面
イヤホン、USBの充電差し込み口は端末の底面にあります。
充電はType-CのUSB
充電はType-CのUSBケーブルで行います。
付属品にUSBケーブルが付いてくるので、買わなくても大丈夫です。
カメラ性能は上級モデル並み!すごいの一言
カメラ性能は上級モデル(ハイエンドモデル)並みです。
このカメラがHUAWEI P20 liteの一番の魅力だと思います。
管理人も使っていて、「スゲー、超スゲー!」とワクワクしてしまったので、魅力を語っていきたいと思います。
なお、カメラで撮影した写真はクリックすると、原寸の写真を表示するようにしています。
アウトカメラはダブルレンズで超キレイに撮影できる!
アウトカメラはダブルレンズですごくキレイに写真が撮れます。
2つのレンズで画質がすごい良い
ランチを試しにとってみました。
木の質感とかが、よく分かります。
木の質感とかすごく出てる
風景写真もキレイに撮れます。
試しにiPhone 6sと同じアングルで撮影をしてみました。
上がHUAWEI P20 liteで、下がiPhone 6sです。
HUAWEI P20 liteで写真を撮ると、かなり明るいコントラストで、葉っぱの質感がキレイに撮影できています。
iPhone 6sもカメラ性能は良いのですが、HUAWEI P20 liteと比べると見劣りします。
HUAWEI P20 liteは、光が差しこんでも上手く調整して撮影していて、よりキレイに写っているようです。
試しに部屋の照明を撮影してiPhone 6sと比べてみました。
左がHUAWEI P20 liteで、右がiPhone 6sです。
HUAWEI P20 liteで写真を撮ると、鮮やかに光も表現できています。
iPhone 6sと比べてみるとよく分かりますが、カメラ性能は本当に高いと思います。
あと、夜間でもキレイに撮影できます。
夜のファミマを撮影したら、キレイに撮れました。
カメラのアプリ機能もスゴイ!!
HUAWEI P20 liteのすごいところは、ダブルレンズだけではないです。
撮影する際のカメラアプリに色々な機能が搭載されていて、人物写真や風景写真もキレイに楽しく撮影できます。
正直に言うと機能が多すぎて、管理人も使いこなせないくらい機能が多彩です。
なんかすごく機能が多い。。。というか多すぎ!
プロ写真モードとかも使ってみましたが、パッと使いこなすことはできなかったです。
そこで、簡単に使えたけどスゴイ便利機能を代表で4つ紹介したいと思います。
ワイドアパーチャモード
ワイドアパーチャモードは「被写体の周りをぼかす」ための撮影モードです。
簡単に言うと、中心に映しているもの以外をぼかして撮影できます。
試しに喫茶店で注文したバナナシェイクを撮影してみました。
左が通常の写真で、右がワイドアパーチャモードで撮った写真です。
右の写真は、中心にあるバナナシェイク以外はぼやけてます。
なんかプロっぽい写真になりますね。
このぼやけ感は、ダブルレンズあってこそらしいです。
2つの超高速認証で起動も片手でストレスフリー!
HUAWEI P20 liteには顔認証、指紋認証の2つの認証機能があります。
この2つの認証機能が、また便利なんです。
指紋認証は端末の背面にあって、スマホを片手で持っただけで認証できるようになってます。
高速指紋認証!パッと起動する
認証は一瞬で、指を当てたら起動しているという感じです。
高速すぎるので、「ロック本当にかかってるの?」と思ったくらいです。
iPhone 6sとか、Android One X4とかも指紋認証はありますが、ホームボタンでの認証です。
HUAWEI P20 liteみたいに背面の指紋認証に慣れてしまうと、かなり面倒くさく感じちゃいます。
そして、顔認証もスゴイです。
スマホを顔の前に持ってくるだけでロック解除されます。
顔認証も一瞬
こちらも高速で認証されます。
スマホを顔の前に持ってきて、電源ボタンをポチッと押すと一瞬で起動します。
やはり「ロック本当にかかってるの?」と思っちゃいます。
ただ、顔認証はやはり精度の限界はあるようで、あくびをしたり、目を閉じたりすると認証されませんでした。
メガネを外しても大丈夫でしたので、精度は結構高いと思います。
どちらの認証機能も高性能で、かつユーザーがストレスを感じないように作ってるのが本当に良く分かります。
5.84インチのフルHD+でキレイな大画面
画面は5.84インチの大サイズです。
端末の枠ぎりぎりまでが液晶画面となっていて、大きな画面を楽しめます。
5.84インチのフルHD+のキレイな大画面
ディスプレイの解像度も2,280×1,080のフルHD+となっており、超きめ細やかな色彩を楽しめます。
※解像度が高いほど、画面がキレイに見えます。2,280×1,080(フルHD+)はかなり解像度が高いです。
バッテリーは大容量の3,000mAh。急速充電もできる
バッテリーは3,000mAhとなっており、大容量になっています。
USBの端子はType-Cとなっていて、急速充電できます。
フル充電するには、だいたい2時間くらいかかります。
(2%~100%までに2時間19分かかりました)
なお、HUAWEI P20 liteは付属品でType-Cのケーブルが付いてくるので、ケーブルを持っていない人も購入の必要はありません。
ワイモバイルのバンドにも完全対応!VoLTEにも対応
ワイモバイルで販売されているHUAWEI P20 liteは、ワイモバイル専用の仕様になっています。
3G(W-CDMA)はバンド1、8に対応。
4G(FDD-LTE)はバンド1、3、8、28に対応、4G(AXGP)はバンド41に対応してます。
バンドに完全対応しているので、通話・データ通信ともに完璧に使えます!
そして、さらにワイモバイルモデルのHUAWEI P20 liteはVoLTEも対応しています。
(au/UQモバイル/SIMフリーモデルはソフトバンクのVoLTEは非対応です)
ワイモバイル・ソフトバンクのVoLTEに対応している端末が通話相手なら、キレイな音質で通話できます。
ワイモバイルショップで修理対応もしてくれるので安心
HUAWEI P20 liteはワイモバイルモデルとなっており、ショップ対応してもらえる
ワイモバイルで販売されているHUAWEI P20 liteは、他のSIMフリースマホと違ってワイモバイルショップで修理対応をしてくれます。
端末保証オプションも「故障安心パックプラス」となっており、万が一の時にも安心して利用しやすいです。
HUAWEI P20 liteの注意点は2つ
いいこと尽くしのHUAWEI P20 liteですが、注意点が2つほどあります。
防水・防塵対応ではない
残念ながら防水・防塵対応ではありません。
お風呂場や洗面所、トイレなどでの取り扱いには十分にご注意ください。
おサイフケータイは使えない
HUAWEI P20 liteはおサイフケータイ非対応です。
おサイフケータイをどうしても使いたいという人は、HUAWEI P20 liteは止めておきましょう。
まとめ
HUAWEI P20 liteは、価格と比べるとすごい高スペックだと感じました。
おすすめポイントをまとめると、下記の5つになります。
おすすめポイント5つ
- カメラ機能は上級クラスのスマホに匹敵
- 認証機能が高速すぎてスゴイ
- 大容量バッテリーで電池持ちもけっこう良い
- CPU/RAM性能も高く、普通に使うなら十分すぎる処理能力
- 高解像度で超キレイ、大画面で見やすい
正直に言って、ワイモバイルでコスパNo1のスマホだと思います。
管理人も使っていますが、認証機能はすごく快適ですし、高性能カメラで写真もキレイなので使っていて楽しいです。
スマホプランSであれば月額2,138円(税込)からの格安料金となります。性能の高いスマホを安く購入したいのであれば、ぜひHUAWEI P20 liteを考えてみてください。
ただし、購入すれば間違いなくHUAWEIの虜になるので、その点だけご注意ください!