【完全版】ワイモバイルへのiPhone持ち込みに必要な知識・手順を解説
ワイモバイル(Y!mobile)では手持ちのiPhoneを持ちこんで契約することができます。
シンプルSなら月額2,178円(税込)から利用することも可能です。
「iPhoneをワイモバイルへ持ち込んで使いたい」
そのような人向けに、iPhoneへ持ち込みをするための手順を具体的に紹介していきます。
iPhoneを持ち込む場合はSIMカードのみ契約する
他社製のiPhoneをワイモバイルで使用する場合には、SIMカードと呼ばれるICカードを契約します。
最安のシンプルSであれば、月額2,178円(税込)から利用することができます。
iPhoneを持ち込むメリット6つ
ワイモバイルにiPhoneを持ち込むメリットは6つです。
- SIMカードのみ契約するので安い
- かけ放題はオプションで選べる
- テザリングが無料で使える
- MMSが無料で使える
- 周波数帯の確認が不要
- 端末保証サービスも使える
SIMカードのみ契約するので安い
iPhoneを持ち込みする場合、端末購入をしなくていいです。
SIMカードのみ契約すればいいので、月額料金を安く済ませることができます。
ワイモバイルで実施されているキャンペーンや割引を活用すれば、さらに安くすることも可能です。
かけ放題はオプションで選べる
通話料金は30秒ごと22円(税込)です。
かけ放題もオプションで用意されており、10分かけ放題と24時間かけ放題を追加することができます。
■かけ放題オプションの内容
オプション名 | オプション内容 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
だれとでも定額 | 国内通話10分かけ放題 | 770円 |
スーパーだれとでも定額(S) | 国内通話24時間かけ放題 | 1,870円 |
テザリングが無料で使える
ワイモバイルではテザリングを利用できます。
しかも、オプション申し込み不要、利用料無料で使うことができます。
MMSが無料で使える
ワイモバイルではMMS(キャリアとしてのメールアドレス)を無料で利用できます。
MMSのメールアドレス(MMS)は@ymobile.ne.jpになります。
携帯電話で迷惑メールとして扱われないので、MMSは使えると便利です。
ほとんどのMVNO(格安スマホ)ではMMSが使えませんし、UQモバイルはMMSを使えますが有料(月額220円)となっています。
この点は、他の格安SIMよりワイモバイルが優れている点だと思います。
周波数帯の確認が不要
Androidスマホを持ちこむ場合、ワイモバイルのSIMカードが問題なく使えるか、周波数帯の確認が必要になります。
ワイモバイルの周波数帯にスマホが対応していない場合は、通話やデータ通信ができないので、本来この作業は必須です。
しかしiPhoneの場合、どの事業者のiPhoneも必ずワイモバイルの周波数帯に対応しています。
面倒な確認作業が不要なので、安心して乗り換えできます。
※周波数帯の確認について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
端末保証サービスも使える
SIMカードのみ契約する場合も、端末保証サービスに加入することができます。
「故障安心パックライト」という月額550円(税込)でのサービスになります。
故障安心パックライトは、「スマホが破損・故障した時に、取り替え手数料を支払うことで指定機種に機種変更できる」という保証サービスです。
ワイモバイルで販売されているiPhoneに機種変更することも可能です。
万一の時に備えたい方は、ご加入ください。
iPhoneを持ち込むデメリット1つ
ワイモバイルにiPhoneを持ち込むデメリットは1つです。
- SIMロック解除が必要な場合がある
SIMロック解除が必要な場合がある
ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイルのいずれかのiPhoneを使っている場合、SIMロック解除という作業が必要になります。
それほど難しい作業ではありませんが、そのままiPhoneを利用することはできません。
ただしiPhone 6Plus以前のiPhoneは、各社ともSIMロック解除対応機種ではありません。
そのため、ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイルのiPhone 6Plus以前のiPhoneはワイモバイルで使用できません。
SIMロック解除の詳細について、また後ほど解説します。
iPhoneの持ち込みをするために必要な4つの作業
ワイモバイルにiPhoneを持ち込んで使うためには、4つの作業が必要になります。
必要な作業 | 詳細 |
---|---|
SIMロック解除 |
ドコモ/au/ソフトバンク、またはUQモバイルのiPhoneを使っている場合に必要。 |
MNP予約番号の発行 |
電話番号をそのまま引き継ぐ場合に必要。 |
ワイモバイルへの申し込み | ショップまたはオンラインストアから申し込みをする。 |
APN設定 | iPhoneを使うためのネットワーク(APN)設定を行う。 |
それぞれについて、もう少し詳しく解説していきます。
作業1:SIMロック解除
まず、持ち込みをしたいiPhoneをどこで購入したかが重要です。
購入元によって、SIMロック解除の作業が必要になります。
iPhoneの購入元 | SIMロック解除の要否 |
---|---|
ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイルのいずれか | 必要 |
SIMフリー | 不要 |
ドコモ/au/ソフトバンク/UQモバイルのいずれかで購入したiPhoneの場合、SIMロックという制限がかけられています。
そのままだとワイモバイルでは使えないので、SIMロック解除という手続きが必要になります。
なおSIMフリーのiPhoneを購入した場合、制限がかけられてないので、そのままワイモバイルで使用できます。
作業2:MNP予約番号の発行
MNPなら電話番号そのまま
乗り換えをするときには、「MNP」か「新規契約」でSIMカードを契約することになります。
新規契約 | 新しく契約する。電話番号も新規発行される。 |
---|---|
MNP |
乗り換え前の事業者で使っていた電話番号をそのまま引き継げる。 |
MNPで乗り換えをする場合は、MNP予約番号を発行してください。
(新規契約の場合は不要)
ただし、MNPを利用してもメールアドレスだけはそのまま利用することができない点にはご注意ください。
作業3:ワイモバイルへの申し込み
いよいよワイモバイルへ申し込みをします。
ワイモバイルではキャンペーンや割引などが多数実施されているので、どのキャンペーン・割引を適用して契約するかを事前にチェックしておいた方がいいです。
なお、現在オンラインストア限定で事務手数料キャンペーンが実施されています。
ワイモバイルオンラインストアから申し込みをすれば、初回に支払う契約事務手数料3,300円(税込)が無料になります。
作業4:SIMカードが届いたらAPN設定
MNPや新規契約をして、SIMカードが自宅に届いたらSIMカードを挿しましょう。
その後、APN設定をすれば、すぐにiPhoneをワイモバイルで利用開始できます。
APN設定はAPNプロファイルをダウンロードするだけで設定が完了します。
ワイモバイルへのiPhoneの持ち込みは簡単!
ワイモバイルでSIMカードのみ契約すれば、iPhoneへの持ち込みは簡単です。
当サイトではMNPの手順やAPN設定、契約後のメール設定などについても解説しています。
iPhoneを格安料金で利用したい方は、ぜひワイモバイルへの乗り換えを検討してみてください。
※契約事務手数料3,300円が無料